いつもブログをご覧いただき誠に有難うございます。

今日は、事業を展開することについて、1か0か、の考え方でやっていくべきなのか、それとも1でも0でもないニッチ路線でやっていくべきかのお話をメインとさせていただきます。

長くなってしまったので結論から先に述べますと、駆け引きなどコミュニケーションの面で1か0を求めたとしても、実際にはビジネス、プライベート両面で1でも0でもない状況の方が大多数なのではないかと思うことです。

※当たり前な話を長々としてしまうかも知れないので、この時点でオチが見えられる方は読み飛ばしてくださいませ

さて私どもは(大規模法人様の下請案件の出向比率が高くなっていますが)事業軸としては中小企業様や個人事業主、さらに個人様までを主要メインマーケットにサービスを展開させていただいております。

上記の皆様をはじめ、大小全ての組織において当たり前のお話ではありますが、サービスの提供をお手伝いさせていただく上で、必ずと言っていいほど売上や利益をどう確保して売上を向上させるかの話が出てきます。よく耳にされるかもしれませんが、「儲かるの?」とか「メリットあるの?」的な話です。

私どもの事業領域に例えますと、そもそも「ホームページを作る」と言う役務提供も、利益や売上を向上させるためのツールとして採用いただくからであり、単に上っ面なコンテンツだけを提供して、はいおしまい、では真の顧客要望の達成には当然寄与しないわけです。感情論や精神論でもない、お店の気持ちを十分に汲み取った熟慮の上のご提案と作成、完成後は丹念なサポートをじっくりと何年もかけて行うことが不可欠となります。

組織とは、実に緻密でさまざまな業態、業容、規模によって成り立っていることはご周知とは思いますが、近年の傾向として、私見ですが以下を考えています。

・経済は量から質、多重構造から単一構造へ推移する方向

・文化は質から量、単一民族から多数民族へ推移する方向

例:インバウンド観光, 移住

それらの前提を噛み砕きますと、会社や組織は単一構造へ、社会全体は多重構造への転換期を迎えつつあるのではないかと考えております。

以下はある哲学書の引用を元に考察した私どもの主観ですが、

・市場は成熟したら飽和状態になる。生活に必要な資源の量が確保されるようになったら量から質へと転換されなければならない。

・
市場が活性から成熟に遷移したら民間企業は利益を上げづらくなり、公平な分配を保障する原理原則が守りづらくなる。

例えば、「良いものは高い」、「良いものにシッカリとお金をかける」ことは、常識の範疇と思います。今の日本の社会に大きく蔓延しているピラミッド型下請け構造が、安定した品質の寄与に貢献していると考えていますので、なんら否定することはありません。

反面、今の世の中は過去のデフレを皮切りに、「良いものを、より安く買い求める」ことも当たり前のように求められる世の中になりつつありますね?

私どもは当然、体力の面も考えて後者寄りの事業展開を目指していますが、なぜそのような考えに至ったのか、次回のブログにて記させていただきたく考えております。

長文お読み下さり、ありがとうございました^^