表題の件、過去数度に渡って流出だの破産だの逮捕だの、混沌としてきているので自分なりに整理したいと思い記載しています。ちなみに私は仮想通貨には全く興味がなかったので、独断でさらっと調べた程度ですが、以下に記します。

諸説あるとは思いますが、仮想通貨とは、国家による価値の保証を持つ法定通貨に対して、価値の保証を持たない通貨のことで、ビットコインなどの名前で広く知られている電子マネーの一種として扱われているとのことだそうです。

私どもが仮想通貨について初めて知った有名な流出事件は2014年のマウントゴックスの流出事件で、諸説あると思いますが代表者が逮捕されたりとか、不可解な状況のまま時が流れている気がします。

今回のNEM流出事件では、最初経営側が全額補填する旨の発表をされていたと記憶していましたが、本日のニュースソースでは、「被害者の会」が設立されたとのことで、弁済するのに被害者??と、何が何だか飲み込みづらい状況になっています。

一時期、ネズミ講回避で商品をお金儲けの手段として、主に若者をターゲットに売る手法が流行りましたが(今でもあちこちで講演会やらセミナーやらをやってるらしく、先日も某所でいかにお客様を集めるかのテクニックのような講義をたまたま聞く場所に居合わせてしまいましたが。。)、シンプルにお金ありきの動機だと手を出しやすくなってしまうのかなと思うところです。

ですのでこれも主観で恐縮ですが、そもそもが不透明なことに対して寄付を募るとか、一緒に儲けようとか、そのような柔らかい理由で賛同者を得ることは、私どもの職業上ではまずないかな、と思っています。

ビットコインに手を出すつもりはないですが、法の番人たる金融庁なり所轄官庁が本腰上げて可及的速やかに対処いただくことを切に願っています。金融庁じたいは、ここ数年生命保険業界へのテコ入れをここ数年やってらっしゃるようですが。

本日お会いさせていただいた、日頃大変お世話になっている方のご意見としては、汗水垂らして働けば良いだけなのにと申されていましたが、至極同感であります。